Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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ついに完成!!

今年4月から長い間制作してきた絵が一週間ほど前に完成し、

高等学校総合文化祭に出展していたのですが、

本日、審査結果が発表されました。

結果は・・・・

「優秀賞」を取ることができ、

来年宮崎で行われる全国大会に出場することになりました!!

お世話になった皆様に、言葉にできないくらい感謝しています。

ずっと絵の進行具合を掲載していなかったのですが、

高文祭も終わったので、ついに解禁したいと思います。

ということで、いきなり完成を載せても面白くないので、

制作過程を追いながらレポしていきます。

2月4日 下塗り開始

春休み  

      何を描くか構想をひたすら考える。

      このときがとってもつらかった時期です。

      タカを描くことは決まっていたけれど、

      構図が全く決まらずに毎日眠れないほど悩みました。

      何かを訴える絵を書いたほうがいいのかななどと

      余計な考えが入っていた時期もありましたが、

      結局自分のストレートな「鳥が好き」という気持ちを込めようと思い。

      俯瞰図を描くことに決定しました。

4月25日  悩みに悩んだ構図が決定。

        下塗りをしていたキャンパスに白いチョークで下書きした後

        一番描きたいハイタカの背中から塗り始めることに。

        床に座って塗って行くので、手と肩が痛くなりました・・・。        

6月20日 中間考査が5月中旬に終わり、

       それからどんどん塗って行きました。

       苦手な松は、なんとなくでややごまかし気味。

       俯瞰図を描く予定だったのですが、街の様子を描くのが嫌いで、

       このときは色だけを塗って行きました。

7月21日 期末考査が終わって名目上夏休みに突入。

       背景を燃えるようなオレンジから青に塗りかえる。

       絵の雰囲気が見えてきたので、このときはとても嬉しかったです。

8月25日 夏休みに入場門の制作があったため、なかなか進みませんでしたが、

       夏休みはひたすら街の部分を描き込みました。

       家を描くのが嫌いで、四苦八苦。

       先生は色だけをみて絵の具をのせていったらなんとなく風景になると

       助言をしてくれたのですが、私はどうしても一軒一軒描いてしまうので、

       先輩からは「絵じゃなくて模型みたいで心配」なんて言われていました。

9月20日 街の部分がほぼ終了し、やっとタカをいじることができました。  

       ここでやっと顔を凛々しくしました。

       いろいろな方からハイタカについてのアドバイスをいただき、

       タカのぽっちゃり感をなくしました。

       (ちなみにY先生はぽっちゃりしていた鳥の方が好きだったそうですが、

       観察者としては、ちょっと譲れない部分だったので。)

       実は、手元にはオオタカハイタカの幼鳥の写真やイラストしか

       なかったので、どこを灰色(黒)く塗ればいいのかわからず

       毎日写真とにらめっこしてました・・・

9月22日 ハイタカの背中をやっと灰色に塗りました。

        このとき、羽の位置や形を大幅に修正。

        この作業のときは、ずっとニヤニヤしてました(笑)

11月3日 9月29日?10月9日まで中間考査(発表期間含む)で、

       10月13?16日は修学旅行。というスケジュールだったので

       中間考査が終わってから修学旅行の期間は家に持ち帰って

       ひたすら松を描きました。

       松ってすごく難しい。

       家の庭にあるのを何度見ても思い通りにかけず、  

       やっと葉っぱ部分が終わったとおもえば、枝がNG・・・・。

       と苦しみながら、やっとの思いで文化祭を迎えました。

       

11月15日 そして、文化祭から高文祭まで死ぬ気の12日間。

        毎日8時まで学校に残って、部員達と励まし合いながら

        頑張った結果、やっと完成に至りました!!!

       タイトルは「鷙鳥は群れず」

 

       この絵を完成することができたのは

       美術部のY先生をはじめ、電車で途中下車して、

       ハイタカに関するアドバイスにきてくださった方や

       鳥の本をたくさん貸し出してくれた方や

       メールでアドバイスしてくださった方や

       絵ごころは皆無なのに、素人目で批評しまくった家族(特に松)、

       そして、つらい時も苦しい時も、不思議なテンションで励ましてくれた

       部員達などなど、たくさんの皆さんの支えのおかげです。

       本当にありがとうございました!!

       美術部で最後の大型作品を、きちんと完成することができ、本当に

       嬉しさと充実感でいっぱいです。

      

       みんなほんとにありがとう!

      *高等学校総合文化祭美術部門は

       11月19?22日の間、愛媛県立美術館南館で

        行われているので、時間があれば立ち寄ってみてくださいね。