第84回の西条自然学校は「シカの話」。
今回は、ネイチャー企画の宮本さんが講師として
お話をしてくださいました。
まず、ニホンジカの分布、サイズ、特徴、食性についての説明があり、
シカについて理解を深めた後、
愛媛県にはどのくらいのシカがいるのか?ということを中心に
調査方法についての話がありました。
愛媛県のシカの数を把握することは、
農作物への被害状況の実態や対策につながるそうですが、
調査方法もたくさんあり、ハンターの方の協力が必要となってくる
大変な作業であることを知りました。
今回はシカの調査方法が話の半分を占めていましたが、
(区画法、比率比較法、捕獲・再捕獲法、ライトセンサス法
復元法、糞塊法、糞粒法など)
たくさんある調査方法の長所と短所を理解してデーターを
読み取っていかなくてはいけないんだと感じました。
ちなみに、愛媛県のシカは推定570頭いるそうです。
有害捕獲や捕獲数は増えているようですが、
実際の被害などもう少し詳しく知ることができたらなと思います。
自販機前の昆虫観察も秋になって少し寒くなると
あまり活発ではなくなってきました。
++++
次回 10月19日(水) 「寄生虫の話」
西条自然学校 夜の学校
開催日:毎月第3水曜日 19:00~20:00
会場:西条市総合文化会館 視聴覚室
参加費:100円
++++