昨日は西条市で産業文化フェスティバルが行われ、
西条自然学校の「水田の生き物」の展示のお手伝いをしてきました。
お天気は快晴。
お祭りは10:00から始まりますが、開始前から結構賑わっており、
準備段階からいろいろな人に話しかけられました。
私は友人3人を連れ、9:00から準備のお手伝いへ。
各地から採ってきた田んぼの生き物を水槽に入れたり、
その生き物にラベルをつけたり、
開始に向けて時間との勝負…という感じですが、
こうして作業をしていると、まるで文化祭のようです。
作ったラベルは、こうして水槽の下に設置。
私は水田の生き物を真剣に見た事がないので、
名前と生物が一致せずちょっと苦労しました。
県内では近年見つかっていないと言われるタガメや
ゲンゴロウなども展示されています。
入り口にはパネルと水槽を設置して、
覗けば魚が見える…という面白い展示方法をとりました。
それぞれの水槽に入っています。
私もスタッフとして解説を任されていたのですが
昆虫には詳しくないので、予備時間に
昆虫学研究室の先輩にあれこれ聞きながら必死で勉強。
準備が無事に終わり、10:00~は
来てくれたお客さんに対して水田の生き物の解説を行っていきます。
今回展示した生き物は
ヒル、オケラなどなど…。
子供達は田んぼの生き物を見て大興奮!!
大人の方もなかなか見ることのない生き物を見て、
興味深く説明を聞いてくださいました。
今回、特に人気だったのは「アメリカザリガニ」。
ザリガニくらいなら解説できる…と
雄と雌の違いを説明したり、実際に触ってもらったりしました。
こどもたちもしっかりと説明を聞いてくれて、
すごく嬉しそうにザリガニと触れ合っていたので
見ているこちらも幸せな気持ちになります。
今治や松山では町をあげたお祭りはあっても、
なかなか自然関係の出店をすることはないので、
産業文化フェスティバルでこのような出店をすることができるのは
本当にいいなと感じました。
今回の展示を通して
少しでも多くの方に田んぼの生き物に興味をもっていただけると幸いです。
皆様、1日中お疲れ様でした。