昨日の夕方「硝子にぶつかって死亡したオオタカが来た!」
という連絡を受けたのですが、
授業中だったのですぐには行けず、
今朝大急ぎでBANKに見に行ってきました。
全長約57cm、雌。
城山付近の東雲学園内で死体が見つかったので、
城山探鳥会に生息していたオオタカではないかとのことです。
探鳥会で時々声を聞いていたので、残念でなりません…。
以前持ち込まれたハイタカと比べ、オオタカはやはり大きいです。
至近距離でオオタカを観察し、胸筋や大腿筋が発達していることをしっかり実感。
お腹側を観察していると、胸の上あたりに蠅1匹のがいるのを発見。
しかし、これはただの蠅ではなく、寄生バエだから貴重な試料になる…と言われ
その後一生懸命オオタカの羽をめくりながら蠅探しをしました。
危うくただの蠅かと思って捨てるところだった…。
結果、3匹の寄生蠅を発見。
寄生バエはなかなか手に入らないので貴重なものらしく、
これから何の蠅か同定するそうです。
ハイタカの時と同じく、スケッチをすることは叶いませんでしたが
また1つ、貴重な経験をさせていただくことができました。
今回オオタカは試料として冷凍庫に入れられるのではなく、
剥製として博物館に展示されるみたいです。