野外実習2日目。
今日は朝から生物実験室で作業を行います。
まず、昨日回収したリターバックを開き、
中のアカメガシワとアラカシをそれぞれバットに移した後、
大きな葉は拾って封筒の中に入れ、乾燥器へ。
バットの中に残った細かい葉は網でこしとって
シャーレの中に移します。
シャーレの中には一見、細かい葉っぱや砂利しかないように思えるのですが、
顕微鏡で中を覗くと、カワゲラやトビゲラなどの生物がたくさんいるので
ピンセットで別のシャーレに移していきます。
この作業をリターバック×4、砂地採集物×2、礫地採集物×2の
計8つについて行うのですが、
初めこそ楽しかったものの、この作業が長く続くと
目と肩がかなり痛くなり徐々に精神的に苦しくなってきます。
2時間も立つと半泣き状態での作業…。
そしてこの作業が終わるまで今日は帰れないと知ったとき
皆の目は死んだ魚のような目になっていました…。
そして、なんとか気合で生き物をシャーレに分類した後は
いよいよ生物の同定です。
顕微鏡で足の数や口の形状を見ながら、表に照らし合わせて
少しずつ慎重に同定していくのですがこれがなかなか難しい。
カワゲラ目、トビケラ目、カゲロウ目、サワガニ
ユスリカ科、ブヨ科、ガガンボ科 etc. ...
それでも皆で協力して16:00までには本日のノルマを
達成することができました。
明日はいよいよデータ整理です!