東京旅行記もまだまだ途中ですが、
調査のお手伝いを通して生物多様性について教えていただくため、
大三島まで行ってきました。
調査は「大三島の自然を守る会」の人たちも一緒です。
「NPO法人いよココロザシ大学」などを中心に
数多くのワークショップを開いていますが、
生物に関する専門的な内容というよりは
農業の行い方などの文化的な側面が多いようです。
もちろんそちらも大切ですが、
生物多様性を知るためには自分の目で自然を見ることが大切。
生物多様性を大学生にどう教育していくか探るというのが
今回のテーマの一つでもあります。
10時に大三島に到着し、
大三島の自然を守る会の活動に関するVTRを見た後鷲ヶ頭山に登りました。
酸性の貧栄養土と山火事、草刈りなどが重なって
標高は437mしかありませんが、高山帯のような風景を織りなしています。
通常は標高の高い所に生えるイブキシモツケ、
ササユリ、染物に使われるカルカヤ、
人の管理(草刈りなど)よって育つキキョウなどを教えていただきました。
(キキョウロードと呼ばれる道もありました)
隣接しているのに伯方島とは全く異なる植生をしているそうです。
本来の目的であるヤマジソを探しながら登り、
オケラ、オトコヨモギ、センボンヤリ、ヤマウルシ
マキエハギはかなり珍しいんだとか。
お昼ご飯は愛媛県のグルメサーチで一位にもなった大漁の海鮮丼!
新鮮な海の幸を美味しくいただきました。