卒論では鳥を対象とした研究をしようと考えているのですが、
私の通っている大学には鳥を研究されている先生はいないので
周りの人に頼りながら自力で研究をしなくてはなりません。
卒論で鳥の捕獲調査を行うかどうかは未定ですが、
いざという時には必要だと思うので、
最近鳥の正式な扱い方を学ぶために10月から毎週1回
早朝から行われている鳥類標識調査に参加し、指導を受けています。
鳥類標識調査は鳥類の識別について十分な知識を持ち、
鳥を安全に捕獲して放鳥する技術を身につけている
鳥類標識調査員(バンダー)によって行われるものです。
自分の命より鳥の命の方が大切!という心構えが大前提で
網の張り方、閉じ方、鳥の持ち方、測定方法、足輪の付け方、など
基本的なことから毎週少しずつ教えていただいています。
この週末は初めて大洲での調査に同行させていただきました。
金曜日の夜に現地に行き、テントで一晩すごして早朝から調査開始です。
私は金曜日の朝、少し熱を出してしまいましたが(重信中流探鳥会はお休みしました)
なんとか気合で熱を下げ、無事に調査に参加。。。
実家から持ってきたテントも大活躍。
小さい頃はshinoさんが無線の移動運用をしていたので
山でテントを張って寝ることがよくあったのですが、
寝袋で寝るなんて6年ぶりくらいです。
夜から早朝にかけて少し雨が降ったのですが、
6:00くらいには雨もやみ、無事に調査開始。
今回、アオジに足環をつける練習をさせていただきましたが
不器用なのでまだまだ上手くできません…。
しかも末端冷え症なので、鳥の体温を奪ってしまう可能性があり、
手が温まるまでは足環付けちゃ駄目よ!と言われてしまいました。
これからは鳥のために冷え症を直さなくては…!
(懸垂をして筋肉をつけるのが一番いいと言われました…)
それに、鳥に負担がかからないように、
手際よく行えるよう自分の技術を磨いていきたいです。
宇和島でも標識調査を行っているそうなのですが、
そこにはマダニという吸血性のダニ(写真↑)が沢山いるらしく、
装備が整わないと連れて行ってもらえません。
ちゃんと対策をしていけば大丈夫だとは言われたのですが
マダニに噛まれて悲惨な目にあった話を結構聞いているので
なかなか調査に参加する勇気がでません…(汗)
しばらく、週一の調査で鳥の識別や扱い方を
しっかりと勉強していこうと思います。