11月16・17日に
第482回NACS-J自然観察指導員講習会in愛媛が
休暇村瀬戸内東予で行われました。
NACS-Jとは日本自然保護協会のことで、
1978年から自然観察指導員の養成講習会を日本各地で開催しています。
愛媛県で講習会が行われるのはなんと17年ぶり!
私も友人と一緒に講習会に参加しました。
参加者は60名を超え、県外の方もいらっしゃいました。
1日目はまず初めに野外実習が行われ、森の見方を学びます。
スケッチブックを持って、まず最初に遠くから森をスケッチし、
スケッチしたものを他人と共有。
それから、だんだん森に近づいて内部を観察していくというものでした。
基本的に植物の名前を解説したり、
専門用語を使うことはほとんどありません。
まずはみんなで対象物を観察をして、
どんな様子か、なぜそうなっているのかを考えて行きます。
なんだか新鮮です。
午前中は野外実習だったので午後は13:00~18:30まで
室内で講義や自己紹介が行われました。
2日目は朝6:30~7:30までミニ観察会。
植物班と野鳥班に分かれて観察会を行います。
私は野鳥班に参加。
参加者の方の中には鳥を双眼鏡でしっかり見るのは初めてという方もいて、
枝に止まっているホオジロをスコープに入れて観察したときには
綺麗ねー!と皆さんとても喜んでいました。
1時間なので本当にあっという間!!
でも、とても気持ちのいい朝を過ごすことができたと思います。
2日目の午後は実際に自分達で観察会を開くことになり、
1班2~3人で模擬観察会を行いました。
テーマは自分達で探し、どうやって進行するか?
どうやって参加者の興味をひきつけるか?なども考えます。
午前中は晴れていたのに、どんどん雲行きが怪しくなり
実施時には雨が降ってしまったのですが、
なんとか模擬観察会を開催することができました。
模擬観察会の後、担当の講師の方から
「いい観察会を行うためには、
まず指導員自身が自然に対する感性を養うことが大切です。」
とコメントいただきました。
テキストと初日に作成したフィールドノート↑
講習会の最後に自然観察指導員の登録を行いました。
いろんな人と交流しながら自然観察のノウハウを学ぶことができ、
非常に充実した2日間だったと思います。
個人的に晩御飯が超豪華だったのが嬉しかったです(笑)
この2日間に学んだことを忘れず、
今後の活動に生かしていきたいと思います。
P.S.ちなみに、今回の講習会には
愛大生物学科3年生の学生が7名も参加していました。
みなさん、お疲れ様でした!!