新toriたま日記

出版社勤務後、愛媛で絵を描きながらヨウムと田舎スローライフ満喫中。自然系デザイナー。ブログと本家は2004年~継続中☆所属:日本野鳥の会愛媛/日本ワイルドライフアート協会/森からつづく道/ 本家はToriToriワールド(http://toritoriworld.tobiiro.jp/)

東京アート旅 ②美術館巡り

 東京にアートな旅に行ってきました

・その1→東京アート旅 ①日本ワイルドライフアート協会展

・その2→東京アート旅  ②美術館巡り

・その3→東京アート旅  ③食べ歩きと買い物

・その4→東京アート旅 ④お買いもの雑記と総括

 

東京アート旅 ②美術館巡り

 

今回も夜行バスの貧乏旅ではありましたが、せっかくお金を使って久々に東京に行くので、日ごろ会えない人たちと各地を巡ってきました。お天気が良ければ井之頭公園などでバードウォッチングをしたり、動物園に足を運んだりする予定だったのですが、残念ながら私が行くときに限って大雨の予報…。そのため予定を変更して美術館巡り中心となりました。回った美術館を部分的にご紹介します。

  

 練馬区立美術館「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法展」

練馬区と六本木の美術館どっちに行く?と聞かれ、練馬区なんてそう行くことはないだろう…と思って、よく知らなかったけれど面白そうなこちらの展示に行ってきました。

フランスを代表するポスター作家のサヴィニャックさんの作品展なのですが、牛乳石鹸のポスターに代表されるように、生き物の絵が多くて、それがなんともシンプルで可愛らしいのです!

 大きくデビューしたのは41歳の時だったらしいのですが、明治のチョコレートのポスターやサントリーのポスターなど、商業的デザインでありつつも、カラフルで絵本に出て来そうなポップな絵ばかりで、見ていてワクワクしました。だけど、企業が表したい言葉を簡単に見栄えするポスターにすることは、容易なことではなくて、生みの苦しみもかなりあったに違いないとそんなことを考えながら鑑賞しました。

 

それにしてもカラフルな色使いが本当に素敵なんですよ~。としまえん」のポスターも手掛けていました。広島まで時間をかけて全国を巡回するらしいので、ぜひチェックしてみてください♪

 

世田谷文学館「ミロコマチコ展」

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ワイルドライフアート展に足を運んだ後、新宿から移動して世田谷文学館で開催されている「ミロコマチコ展」に行ってきました。

私はミロコマチコさんを、糸井重里さんの「ほぼ日」のサイトで知り、独特な世界観を持っている素敵な方だなぁ。今治タオルとコラボしないかなぁと思いながら見ていました。丁度、千葉県から会いに出てきてくださった方が「以前千葉の美術館でミロコマチコさんの展示をみて、機会があったら別の作品を見たいと思っていたんだけど行かない?」と誘ってくださり、行くことができました。

ワイルドライフアート展で、細密なみなさんの美しく迫力のある作品を鑑賞した後だったので、そのギャップが余計にすごく感じられました。ミロコマチコさんは絵本作家なのですが、生き物の生きる力を独特なタッチで力強く描かれています。ワイルドライフアート展もミロコマチコ展も動物が自然界で「生きる」ことをテーマにしている点は同じですが、アプローチ方法が全く違い、「あ、こんな表現方法もあるんだ!」と新しいインスピレーションを得ました。

かなり崩して書かれているけれど、ものすごく生き物をしっかり見ていて、特徴をしっかり捉えています。何の鳥かちゃんとわかるんです!逆に、大人になってここまで崩して描くことは難しいんだと思います…。なんだか、すごい世界を見た。そんな気持ちになりました。図録とグッズをいくつか購入して帰りました。

 

六本木森美術館レアンドロ・エルリッヒ展」

 六本木に足を運ぶのは10年ぶりです。駅を降りると大きな蜘蛛っぽいオブジェが…。雨の予報でしたが、この日は奇跡的にお天気が回復!六本木ヒルズ周辺はカップルを中心にたくさんの人であふれかえっています。

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 人をかき分けて、森美術館で開催されている「レアンドロ・エルリッヒ展」に行ってきました。入場券を購入する段階でもはやすごい行列…。一緒に行った人も「土日はとにかく混雑するからいつもチケットを買う段階であきらめてしまっていて、僕も森美術館に来るのは初めて!」と言っていました。上野で開催されていたフェルメール展での3時間待ちの行列もすごかったけど、やはり東京恐るべし。

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 チケットは展望台と美術館のセットでしたが、500円払うと「屋上展望台」にも行けるとのこと!!!高い場所好きの私にはたまりません~!!しかもお天気いいし温かいし。だけど、一緒に行っていた人は極度の高所恐怖症らしく…屋内展望台も頑張ってつきあってくれるとのことだったので、今回は遠慮して屋上はやめておくことにしました。

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 そして肝心のエルリッヒ展ですが…。なんというかまさに「現代アート」って感じの展示が多くて、カップルが何も考えずに楽しむのはいいのですが、アートとして深く考えようとすると「う、うん…なんだこれは…」みたいな感じで、「そうだ、現代アートってこんな感じだったわ…」という感想。いや、面白かったんですよ!!

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 どっちかといえば、普遍的な日常(当たり前に見える風景など)に潜む違和感を現した展示(日常的な風景に慣れてしまっていて、脳が勝手に「こうに違いない」と思い込んでいることの不思議に気づく的な)が多かったと思います。

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 トリックアート的な要素が多くて楽しめました。

 

そして、森美術館、屋内展望台からの景色、最高でした~!!

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個人的には東京スカイツリー展望台からの眺めが最高だと思っていましたが、六本木からの景色のほうが適度に建物が近くて、東京タワーも近くて、私はこっちの方が好きかも♥と思いました。夜景なんてすごいんでしょうね~!!!

東京ミッドタウン・デザインハブ「地域×デザイン まちづくり展」

 あとは私が勉強のために行きたかった展示へ。自治体×地域×デザインの組み合わせで、街づくりのためにどんなことをしているのか?という展示です。

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 鯖江市の活動については有名ですが、個人的には青森県の「ウマジン」がツボです。これを考えて実行できて、しかも盛り上がっていることがすごい。鳥のやつほしい。

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 芸術に関しての理解はまだまだ進んでいなくて、なかなか「まちづくり」に生かしていくのは難しい気がするのですが、たくさん経験を積んでいつかこうした事業に取り組めるといいなと思います。

 

21_21 DESIGN SIGHTの「ラミー展」

 そして、ひと目見たかった「21_21 DESIGN SIGHT」もチェックしてきました!こちらの建物は三宅一生さん、佐藤卓さん、深澤直人さんの3人のディレクターを中心とした、デザインのためのリサーチセンターで、建築は安藤忠雄さんによるものです。

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ラミー展をやっていたので、文具好きにはたまらない!と拝見~。小さいスペースでしたが非常にクリエイティブな展示でした。ラミーいいですよね。

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東京ミッドタウン

 丁度、関東大震災の追悼イベントに合わせてキャンドルナイト東北大学の学生が実施しており、スタッフの方は朝から大忙しだったようです。ちょうど点灯開始の時間には滞在していたのですが、夜まではいられなかったので、キャンドルが点灯している全体の様子を見ることはできず、ちょっと残念です。

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時間が少しあったので、ミッドタウンの中の雑貨店なども見て回りました。グッドデザイン賞を受賞した雑貨も多く販売されていて、ビルの中を歩いていても楽しめました。次回はサントリー美術館も見てみたいですね。

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そんなわけで、小分けにしてご紹介させていただきましたが、今回はとにかくアートにまつわる場所に足を運び、美術盛りだくさんの旅ができました!

 

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