Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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冨樫義博展行ってきました

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11月だというのに暖かい日が続きますね〜

 

お天気がとても良いので、10/28より森アーツセンターギャラリーで開催中の「冨樫義博展」に行ってきました!

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冨樫義博さんとは、言わずと知れた大御所の漫画家で、『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』等を世に送り出し、漫画界屈指のストーリーテラーと称される方です。

 

最近、連載を再開され話題になりましたよね。

 

六本木に遊びに来るのは一年半ぶりなので、何もかもが懐かしく感じます!
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SNSでとにかく人が多くて見るのが大変と聞いていましたが、時間指定なのに入り口でチケットを交換するだけで大行列。男性が多いのかなと勝手に思っていましたが、女性が多かった印象です。

 

森美術館に入るまでの道の柱にもしっかりと装飾が施されています!

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私は展示会を楽しみにしつつも、原作が連載されていた時代は一切知らず、大学生になってからハンターハンターのアニメを3周見たくらいの超にわかファンです。

 

奥さんがセーラームーンの作者で、腰を痛めて長年休載していた…くらいの情報しか知りません(すみません)

 

でも、展示会に来ている方々は大半が長年のファンの方ばかりで、年代も若いカップルから年配の方まで様々。作品が長年多くの人に愛されてきたことが入り口の行列から伝わってきます。

 

それに、入場してからも人が多くて全然前に進まず、大昔のフェルメール展を思い出す大盛況ぶりでした。

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作品の解説パネルもあり、知らない人でも分かるようになっているのですが、最初から順番に見ようとしても五分間全く前に進まない…といった感じで、コーナーを飛ばしながら見ても2時間かかりました。じっくり見ていたら3時間から4時間はかかりそうです。

 

冨樫先生直筆のお宝メモやラフ、登場人物の深掘りをしたパネルなど、少しでも作品を見たり知ったりしている方であれば十分楽しめます。

多くのファンの方はみなさん一つ一つの原画を熱心に見ており、絵を見ながら独自の見解もたくさん話されていて、その熱量に圧倒されました…。隣で聞き耳を立てながら一緒に拝見し、理解を深めました。

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原画ならではのいろいろな技法も拝見でき、ここは墨と筆で描いてる!とか上からホワイト足してるんだ!とか、完全に魅了されてしまいました。

 

絵やキャラクターが良い!だけではなく、練り込まれた脚本や絵が人々の心を掴んで離さないんでしょう。やはり全ての作品を読み込んでから行くべきでした…。

 

個人的にはSFベースの短編集のようになっている『レベルE』を全部読みたいです。

11時に入って、原画を人をかき分けながら遠目から全部見て会場を出たのは13:30でした。

 

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52階から見る景色、いいですね〜。

 

上から見ていると、変わった形の住宅ビルが並んでいることに気がつき…

(右下の白いドミノみたいな柄の建物群)

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地図で調べたら、アメリカ大使館の職員宿舎でした。すごいデザイン…

 

完全に余談ですが、アメリカ大使館に勤務する方が東京から離任する際に不要になった品々をガレージセールで売り払う「アメリカ大使館宿舎ガレージセール」が年一回行われるそうで、かなり人気の催しなんだとか。

 

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今回、ネットのチケットを記念チケットに交換してくれる仕様になっており、3種類あるのですが無事にお目当てのチケットのデザインを入手できました。

 

ハンターハンターの漫画を全巻集めている夫はまた私とは違った視点で見て、とても充実した展示会だったそうです。私は課金しませんでしたが、グッズコーナーは欠品中のものも多く、みなさん二、三万使うのが当たり前!のような熱狂的な雰囲気でした。

 

ハンターハンター、今は全く追いかけられていないのですが、これからの連載再開が楽しみです。