8月21、22は、親子科学教室の本番でした。
一日に3講義(1コマ50分)なので、2日間で6講義を行います。
講師は6人いるので、一人一回は講師として前で話をしなくてはいけません。
お天気はあいにくの雨でしたが、1コマあたり15組以上が訪れてくださり、
大変盛り上がりました!!
まず、魚と人の関係について系統樹を用いて説明。
人間も魚「ピカイア」という最初の脊椎動物が起源になっていることを
小学生に理解できるように、わかりやすく伝えていきます。
少し話をした後、さっそく魚を小学生に配り(好きな魚を選んでもらいました)、
魚にある「胸ヒレ」「背ヒレ」「腹ヒレ」「尻ビレ「尾ビレ」の場所を
じっくり観察してもらいました。
魚のヒレには、鰭条と鰭膜という部分があり、
形や色で分類できない時には、鰭条を数えることで魚を分類していきます。
今回の「ヒレ立て」という作業を体験してもらうことで、
ヒレが魚にとって、重要であることを小学生に知ってもらうことがテーマです
講師のみなさんも、必死に話す内容を考えてカンペを作ります。
私は今まで、魚に関しての知識は無だったので、
今回講師を務めることになってから、必死で勉強(笑)
ちなみに、なぜか2日目の最後の授業を担当することになっていたため、
さりげなく、探鳥会案内も交えつつ講義をしました。
ヒレ立てができたら、通常は100%のホルマリンを塗って固定するのですが、
今回はとても危険な作業になるため、ホルマリンを塗らずに、
写真を取って、お土産にすることになりました。
こんな感じの写真が出来上がります。
教室の後ろには「サカナクイズ」と「標本展示コーナー」があり、
アロワナや淡水魚、海水魚などを展示。
今回の講義では、小学生対象ということでかなり緊張しましたが、
やはり生物好きの子が多く、心から楽しんでもらえたようでよかったです。
特に、最後に小学生の男の子から
「今日は生物に関する話をたくさん聞けて、たのしかったです。ありがとう!」
といわれた時は、頑張ってよかったなーと本当にうれしい気持ちになりました。
今後もこのような企画があれば、ぜひ参加したいと思います。
1回生なのにも関わらず、先輩方と企画を組ませていただき、本当に幸せでした。
鳥も大好きですが、
明日からの博物館のバイトで、魚も勉強して知識をつけていきます♪
皆様、お疲れ様でした。