Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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生物学ゼミナールI

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1ヶ月近く私の頭を悩ませていた

生物学ゼミナールIの発表が、今日やっと終わりました。

生物学ゼミナールIは担当教員の先生と相談しながら

英語の論文を読み、それをスライドにまとめて発表するという授業です。

2月末に論文を貰いに行き、渡されたのは

2003年にnatureに投稿されたBrian J. McGill の

「A test of the unified neutral theory of biodiversity」

生物多様性の統一中立理論の検証)という論文でした。

正直、論文の最初から全く意味が理解できません~。

ゼロサム多項分布とか、ヌルモデルとか…謎の言葉が沢山…。

唯でさえ統計は苦手なのに、こんな論文を人にわかるように説明できるの!?

…と押し寄せる不安。

そんなわけで、3月末から必死で「群集生態学」の本を片っ端から読みましたが

何度読んでも理解できない~~~。

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担当の先生のおかげで発表1週間前にはなんとか内容を理解できました。

でも、授業でこの論文の内容をわかりやすく伝えなくてはいけないので

スライド作りと発表内容で大苦戦。

前日は同じ発表日の人に発表練習を見てもらい、

自分では気が付かないようなことを指摘してもらったり、

内容を整理してもらったり、本当に助かりました。感謝、感謝です。

そして今日、なんとか無事に発表することができました。

全く質問が来なかったらどうしよう…と心配でしたが、

みんな、私のつたない説明+わけのわからない内容を理解しようと真剣に聞いてくれて

質問もしてもらえたので、ほっとしています。

1ヶ月、頑張った甲斐がありました。

この論文はある意味、忘れられないものになりそうです。

*ちなみに、非常にざっくり説明すると

Hubbell博士の提示した分布が本当に正しいのか?を検証する論文でした。

参考:http://www.sci.toho-u.ac.jp/bio/column/012895.html