やらなくてはいけない事(読まなくてはいけない本)がたくさんあるのに、
ゲーテのファウストを見ていると、やっぱりどうしても読みたくなって
ついつい、図書館に足を運んでしまいました。
・・・しかし、その本がなかなか見つからない。
そこで、検索を利用して調べると、図書館の閉架にあるようなので、
図書館の人に頼んで、リア王を出してもらいました。
その本をみてビックリ!
・・・・古いっ!かなり古い!うちの蔵書より古い!
中の文字は古くないのだろうか・・・??
図書館の人も、「これ、本当に読むんですか?」という顔をしていました。
やっぱやめます。というのも気がひけたし、ちょっと興味もあって
素直に借りましたが、ページを開けて、さらに驚きました。
「昭和24年4月3日 ****氏 寄贈文庫」
まさか、これを寄贈してくださった**氏も、
自分が寄贈した本が、60年後も誰かに読まれているなんて思ってないだろうな。と
思いました。時代と、なんだか人のつながりを感じますね。
で、今回最大のオチ。
この本・・・値段が書いてないんですよ。
初版が 明治45年4月15日 1912年だから、今から約100年前!?
そして、発行が早稲田大学出版部
しかも、本の周りに金ぱくが貼ってある・・・。
おまけに裏表紙に、早稲田大学の紋章が・・・。
つまり、この本は早稲田大学で使われていた教科書か何かで、
それで使っていた**氏が寄贈してくださった・・・?
なんて、shinoさんと想像してしまいました。
となると、この本はかなり貴重ですよね。
大切に扱わなければ・・・・。
文章が昔の日本語なので、ちょっと読みにくいです。
でも、これだけの歴史がつまった本を、読まないわけにはいかない・・・。
そんなわけで、昔の難しい漢字や意味のわからない言葉がたくさん出てくると
思いますが、勉強だと思って楽しみつつ、読んでみようと思います。