Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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蔵書の価値 そして実行へ

やらなくてはいけない事(読まなくてはいけない本)がたくさんあるのに、

ゲーテファウストを見ていると、やっぱりどうしても読みたくなって

ついつい、図書館に足を運んでしまいました。

・・・しかし、その本がなかなか見つからない。

そこで、検索を利用して調べると、図書館の閉架にあるようなので、

図書館の人に頼んで、リア王を出してもらいました。

その本をみてビックリ!

・・・・古いっ!かなり古い!うちの蔵書より古い!

中の文字は古くないのだろうか・・・??

図書館の人も、「これ、本当に読むんですか?」という顔をしていました。

やっぱやめます。というのも気がひけたし、ちょっと興味もあって

素直に借りましたが、ページを開けて、さらに驚きました。

「昭和24年4月3日 ****氏 寄贈文庫」

まさか、これを寄贈してくださった**氏も、

自分が寄贈した本が、60年後も誰かに読まれているなんて思ってないだろうな。と

思いました。時代と、なんだか人のつながりを感じますね。

で、今回最大のオチ。

この本・・・値段が書いてないんですよ。

初版が 明治45年4月15日 1912年だから、今から約100年前!?

そして、発行が早稲田大学出版部

しかも、本の周りに金ぱくが貼ってある・・・。

おまけに裏表紙に、早稲田大学の紋章が・・・。

つまり、この本は早稲田大学で使われていた教科書か何かで、

それで使っていた**氏が寄贈してくださった・・・?

なんて、shinoさんと想像してしまいました。

となると、この本はかなり貴重ですよね。

大切に扱わなければ・・・・。

文章が昔の日本語なので、ちょっと読みにくいです。

でも、これだけの歴史がつまった本を、読まないわけにはいかない・・・。

そんなわけで、昔の難しい漢字や意味のわからない言葉がたくさん出てくると

思いますが、勉強だと思って楽しみつつ、読んでみようと思います。