新年に行う探鳥会の下見目的で
わざわざ香川県まで行くということは、きっと珍しい鳥に出会えるはず…と
期待に胸を膨らませて現地へ。
はじめに訪れた矢野池・宮池・大池にはカモがいっぱい!
3つの池は隣接しており、カモが行き交っています。
そしてそこには…
「あ、あれはパンダガモ…!」
私にとって記念すべきミコアイサ、初観察です。
警戒心が強く、写真を撮ろうとしてもすぐに逃げられてしまいますが、
雄雌ともにスコープでじっくり観察。
しかし、他のカモ達はみんな食事中…。
写真を撮ろうとしても、シンクロばかりしててお尻しか見えない…。
この3つの池では、他にもマガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、
ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ等、カモ類も豊富に見られ
ユリカモメも上空を飛んでいるという素晴らしすぎる場所でした。
今まで、池でユリカモメ…という状況はなかなかなかったので、
すごく新鮮で不思議な感じ。
田村池・大井池を回った後のお昼ご飯はもちろんうどん。
最近「うどん県」に改名したばかりの香川県だけあってうどん屋さんは豊富ですが、
「なかむらうどん」という有名なお店に連れて行ってもらいました。
ここは玉がなくなり次第終了らしく、平日でも行列が…。
お隣の県ですが今まであまり行く事がなかったので、讃岐でのうどん初体験です。
ちなみに、写真は「釜玉うどん♪」
午後からは川西町南にある「土器川生物公園」へ。
ここは、「四国のみずべ八十八カ所」にも選ばれており、
土器側の堤防が壊されるのを防ぐためのに設置されている霞堤に、
そのままの自然をいかして造られた公園だそうです。
松山にはあまりこういう場所がないので、いいなーと思います。
小さな水辺もあり、歩いているだけでわくわくします。
時間帯のせいか、あまり鳥は活発ではありませんでしたが
ここでは、今年初のツグミを目撃!
そういえば、香川にはまるっこい山が多いなーと思っていたのですが、
どうやら有名な「讃岐七富士」だったようです。
(土器川前の山は飯野山(讃岐富士)で30分程度で頂上まで行けるとのこと)
(Photo by 師匠)
公園の後は、三豊市まで移動して国市池、勝田池などの池巡り。
太陽が隠れ、風が吹くと非常に寒いのですが
そんなことも忘れて夢中にカモ観察。
ここでも、ミコアイサが数羽いました。
久しぶりにカンムリカイツブリと出会い、
(手前、ホシハジロみんな寝てる…)
何を撮っているんだろう…と人々の様子を観察していたら
オオタカ、ハイタカが木に止まっていることが判明し興奮しました。。。
2年前高文祭用にハイタカの絵を書きましたが、実はオオタカとハイタカを
じっくり見たのは初めて!(飛んでいる姿ならありますが…)
残念ながら雄ではありませんでしたが、十分凛々しいお顔でした。
さらに、「久しぶりにタゲリがみたいなぁ~」と話していたら、
タゲリが見えるというサービスも。
なんと素晴らしい1日なんでしょう~。
最後は余木崎で、イソヒヨドリ、ハジロカイツブリ、ウミアイサ(初見)、
そしてひっそりと生息していたクジャクを観察。
今回は8:00に出発して、帰宅したのは18:00。
こんなに一日中鳥を見たのは久しぶりでした。(しかも水辺系の鳥)
現地で讃岐うどんを初めて食べたり、見た事ない鳥を観察できたり、
朝から晩までとにかく見たいものを見たいだけ見れた最高の1日でした☆