今日はエミフルMASAKIグリーンコートで行われた
「WONDER FULL エミフル -五感で楽しむ愛媛の自然ー」に
日本野鳥の会愛媛の展示のお手伝いで参加してきました。
主催はいよココロザシ大学で、生物多様性を一般の方に普及することが狙い。
朝10時から18時まで講師による授業を行ったり、
自然を題材に活動する県内のNPO紹介の展示を行ったりします。
参加は無料で当日参加OKです。
日本野鳥の会愛媛では展示を行いました。
内容は活動紹介、あゆみ、重信川河口調査の3部構成で
私の描いた絵を隙間に貼っていただきました。
野鳥誌やコマドリ、鳥の図鑑なども設置し
多くの方に野鳥の会について知ってもらおうという策。
展示準備も終わり、10時からは3つの教室でそれぞれの授業が行われます。
第二教室で行われた
「あ~おもしろい♪虫の声~秋の虫声の聞き分け講座」の授業は
NPO法人西条自然学校の今川義康さんが講師を務められました。
なんといってもこの授業の目標は、虫の鳴き声を聞き分けられるようになること!
虫の音声について解説した後、虫の鳴き声をランダムに流し
受講者にその鳴き声が何かあててもらうクイズもありました。
虫の声が聞こえるということは、身の回りの自然を意識できるという事。
虫の声の違いがわかるということは、種類と多様性がわかるという事。
声の主の虫のことを知っていると、種類の組み合わせで環境が評価できる事。
この3つが今回一番のテーマでもあります。
見たことあるTシャツだなーと思っていたら
県の自然保護課の方々が
「Evolutionary Tree T-Shirt」を着て下さっていました。
とっても嬉しかったです!ありがとうございます。
午後からは金山栄太さんによる
「生命力~金山栄太ライブペインティング~」も行われました。
金山さんの描いた絵に子供たちの描いた生物の絵を貼っていって
一つの大きな生命の木を作るのが目的です。
子供たちの生物に対する愛が詰まっていました。
「間伐材製「わごむ鉄砲」で害獣ハンティング」という
なんとも過激なコーナーもありました。
害獣の写真を置き、それを輪ゴム銃で撃つのですが
子供たちが熱心にソウシチョウやガビチョウを撃ち得点を競う姿を見て
ただただ苦笑いするしかありませんでした…笑
16:00からの最後の授業の1つでは
愛媛大学理工学研究科の松葉成生さんによる
授業が行われました。
アブラボテとヤリタナゴの水槽を設置し、
綺麗なイラストを使ってタナゴの生態やこの2種の交雑の問題、
タナゴ類を守るためにはどうすればいいか?について
子供たちにわかりやすく説明を行ってくださいました。
今回のようなワークショップを通じて、少しでも多くの人が
生物多様性に興味を持ってくれるといいなと思います。
ただ、特別展示の「こびとづかん」は面白いけど
生物多様性…?とちょっと謎でした(笑)