去年、一生懸命イラストを描かせていただいた
(2月10日発行)
このハンドブックは愛媛県南予地方の河川に生息する生き物のうち、
数が多く、観察しやすい44種を紹介したハンドブックです。
特定非営利活動法人 かわうそ復活プロジェクトが発行しています。
今回、私はイラストの挿絵を担当させていただきました。
私の描いた線画にプロのデザイナーが色などを加え、
綺麗に仕上げてくださっています。
川虫の生活環などについては、
「滋賀の水生昆虫」に描かれている図を参考にして描いて欲しいといわれ
(了解をいただいているそうです)
似ているけどちょっと改変した図を描くのに苦労しました。
そして、川虫だけでなく
今回は観察用の道具や、苦手な人間も担当。
そして、最初のページの「見分け方」の図。
この、1つ1つの川虫を描くのに…非常に苦労しました。
イラレで描くという簡単な方法もあったのですが(線も綺麗だし…)
今回は自分の腕を磨きたいと思い、手描きにこだわりました。
水生昆虫なんてそんなに見た事もないし、
あまり描き込まずに必要最低限の線だけで表現しなくてはならなかったので、大苦戦!
写真を送っていただいても、構造が意味不明です…。
知らないということは恐ろしい事で、
水生昆虫の基本的な部分を知っていれば、絶対に描けるはずなのに
全く知識がないので結構いい加減に省略してしまうんですよね…。
本当に担当の方にはたくさんの修正で何度もご迷惑をおかけしました。
去年の12月31日にウズムシの絵を追加で描いていたのはいい思い出です。
(↑まじめな生活環の図にするか、漫画チックにするか悩んでいるときの写真。
いろいろなパターンを考えましたが、まじめな図で落ち着きました。)
今後はしっかり下調べをする時間をちゃんと作って、
研究してから挿絵に取り組みたいと思います。
1ページに1種の形式です。
川虫ハンドブック、いろいろな川虫の写真と解説があって
本当に素晴らしい内容となっております。
どこかで見かけたら、ぜひ手にとって見てみて下さいね。
私はこれを見て、川虫について勉強したいと思います(笑)