年末、早くから仕事がお休みになったので、密にならないよう平日にあれこれと買い出しに出かけました。
今まで、TVで毎年年末のアメ横や築地の様子を見ながら、東京の人のお正月は大変だねぇ…とshinoさんと他人事のように話していましたが、まさか東京でお正月を過ごすことになろうとは…なんだか感慨深いものがあります。
築地に来たのはもう4年も前のことになりますが、コロナ&平日ということもあり、かなり空いていました。我々もあまり長時間滞在しないようにコロナ対策をしてさくっと回ります。
ちなみに以前来た築地はこんな感じです↓
以前食べて感動した玉子焼き屋さんにも寄り道。目の前で焼いてくれるのがいいですよね~。甘~いだし巻き卵です。
あんな大きな玉子焼き器をいとも簡単に使いこなしてしまうなんてすごい…。
お正月の材料やマグロ、いくら、タコ…などなど食材が光り輝いていました。ただ、やはり例年と違って人でが落ち込んでおり、みなさん大変そうな感じです。経済を少しでも回してあげなきゃ…と思いつつ、なかなか手が出せない高価なお値段…!!
本気で買いに来るならクーラーボックス下げて来ないとだめですね。
そもそも、今回は食材より探しているものがありました。
料理道具は一生ものを長く使うと決めているので、少しずつ揃えて、現在我が家には鉄のフライパンが二枚とストウブのお鍋があるのですが、turkのグリルパン27cmは揚げ物をするには浅く、ストウブは小さいという問題点がありました。あと、お湯を沸かせるくらいの片手鍋と揚げ物専用の鍋が欲しい…と思ってはいたのですが、収納場所のこともあるし、一生ものをと思うと安易な気持ちでは増やせずでした。
半年間悩んで、この年末に鍋を下見してみることに。
残念ながら築地には思うような鍋がなかったので、海鮮丼を食べてから移動~
愛媛の大島の海鮮丼(大漁というお店の海鮮丼が500円くらいで山盛りのお魚が乗ってでてくるので満足度が高いのです)を食べていた身としては、築地で高い金額を払って(2000~4000円もする)海鮮丼を食べるのはちょっと…とずっと思っていたのですが、夫の「瀬戸内海ではマグロはとれないから、マグロの海鮮丼はここでしか食べられない」という尤もなご意見に納得し、年末だからとプチ贅沢していただきました。たしかに、マグロおいしい♥
そして、最終的に浅草のかっぱ橋道具街に行き、片っ端から回って検討した結果、最後に訪問した釜浅商店でついに理想的な揚げ鍋をゲットしました。
一般的なパール金属や家庭用の揚げ鍋もたくさん売っており、業務用も安いものから高いものまで様々。レアな銅の揚げ鍋もあり、形と軽さがかなり理想的ではあったのですが、銅鍋は油を痛めるので基本的に1回きりの使い捨て(だからたくさん揚げるお店などで使われる)なので、あきらめて鉄にしました。
奇跡的に出会えたのは、業務用の山田の「打ち出し揚げ鍋」です!
店頭では「山田の鍋です!」という感じでは売られていなかったのですが、ひっそりと鍋に掘られた「打ち出し」という文字で、山田の鍋だ!とわかりました。
直径24cmなので少し小ぶりの揚げ鍋です。中華鍋と同じで底が丸くなっています。
打ち出しなのでちょっとがたがたするのが気になりますが、少量の油でたっぷりと浸かるようになるので、大満足。
山田の中華鍋は何十年も使えると評判で、両手鍋が欲しいと思っていました。
ネットではなかなか見かけないので、出会えて嬉しかったです。
こうして新しい揚げ鍋が届いたので、シーズニングを終えてから初の揚げ物。
実家から届いたジャガイモを使う時が来ました。一緒にから揚げも。
油はねもしないし、少しの油で十分揚げられるので、これで揚げ物のストレスフリーになりました。
Shinoさんが送ってくれましたが、南天も購入すると高いんですね~~