世間はお盆休みでしたね。
私の仕事はお盆休みとは無縁なので、毎年、今日は仕事が静かだな〜と思って、世間は夏休みであることに気がつきました。
先週末は台風も来ていたし、週末は家でチビとのんびり。
しかし、カプラで遊んでいて自由に組み立てるのはなかなか難しいということに気がつきました。積木なんてもう何十年も前(4,5歳?)のことだし…。
基本的な積み方のパターンをいくつかマスターしたら幅が広がるのかなー?と思い出したのが「積木と保育」の本の存在です。
昔、ニキティキに遊びに行った時に、店員さんからネフスピールと一緒にフレーベル積木やレンガウール積木を紹介してもらい、基尺についての話をこの本を開きながら教えてもらいました。
積木は同じ基尺のものをコツコツ集めていくと、綺麗に組み立てられるそうで、5cmの基尺の積木と組み合わせるときは、3.3cm(3/10cm)の積木を買うと、3つ並んだ時に縦10cmになるので5cmのものとぴったり揃いやすいそうです。なるほどー。
この本には実際に保育園で先生方が積み木をする時にどう積んだらいいか、どう誘導してあげたらいいか、そんなバイブルとして長い間愛されている本。
改めて手に取るとその密度に圧倒されます。
積木はこう積めるという内容だけではなく、積木は子どもたちにとってどのようなものか、発達とどう関わっているのかということまで書かれてあり、まさに保育と積木のバイブルです。
後半は基本的な積み方がたくさん載っていて、積木の基礎ができそうです。
子どもたちは積木の「勉強」なんてしなくても、それぞれの感性で自由に積木を楽しんでくれるのが1番ですが、大人も負けていられません。
我が家は積み木は1歳のお誕生日に解禁する予定ですが、カプラは先に大人がハマってしまい現在あれこれ大人が工夫を凝らしながら遊んでいます。
それにしても小さな家を作っただけで100本近く使ってしまうので、大型作品を作ろうとしたら1000ピースくらいいるのではないかと思います。
また、カプラをしているとチビは当然興味を持つので、少し積むと突進してきて崩されます。
ただ、大人が真剣に作っていると不思議とそばでじーっと崩さずにみて待ってくれるんですよね。
猫を作ったときには隣で同じポーズをしてしばらく遊んでくれました。
カプラはレゴとは違って触ると簡単に崩れてしまうので、崩れる時は結構な音がするのですが、今のところ大きく泣いたりする様子はなく、崩れる音も心地いいようです。
今あるおもちゃはカラフルなものが多く、色をはっきりと識別できない今の月齢にはピッタリなのかもしれませんが、これからは白木のほうがいいんだろうなーと思います。
そろそろ歯が生えてきて、木をガリガリ齧るのでカラフルなのはそのうち色が剥げそうです…まるでヨウム…。
積木も新品だとなかなかのお値段ですが、長く使えるものなのでコツコツ揃えていきたいですね。(私が2歳頃に使っていた積木は、実家でリメイクされテレビ台の基礎として使われているそうです…)
久々に読み応えのある本に出会えたな〜と感じました。気になる方はぜひ一冊手元に置いておくと長く使えると思います。