(オタマジャクシの骨格標本の観察)
後期から「生物学実験」という授業で週3(1日あたり3,4時間)実験を行っており、
そのせいで大半の生徒が日々レポートに追われています。
生物学科ってどんな勉強をしてるの?と時々聞かれるのですが、
今回はその実験の様子をお伝えします!
(但し、紹介する内容はたくさんある実験の一部です)
生物学実験Iの最初の授業は標識再捕法に関する実験で
川にいるカワニナの個体数を推定しましたが、
その実験が終わってからは微生物を培養する実験が行われました。
培地の作り方、無菌操作の方法をマスターするのがメインで、
ずっと実験室に籠っての実験です。
シャーレに培養した微生物の数をひたすら数える…のですが
まさかこんな所でカウンターを使うことになろうとは思いませんでした。
もう数えたくない…。
微生物の実験が終わってからは、「遺伝」がメインの実験。
主に、大学付近から捕獲してきたショウジョウバエを同定したり、
同定したショウジョウバエの数を数える作業がメインでした。
同定やカウントは双眼実体顕微鏡を覗きながら行うのですが
最初はオスもメスもわからず、まして種類を同定するなんて不可能…!と
誰もが思っていました。
*ちなみに、今回扱ったショウジョウバエは15種類くらいに分かれています。
しかし、授業の最後にはなんとかショウジョウバエを見分けられるように
なっていたので、成長したなーと感動。。。
そして、昨日終了したのが「アフリカツメガエル」を扱った実験です。
アフリカツメガエルの発生を初期段階から観察していく実験で、
胚の段階からひたすらスケッチ!!
発生を観察すると同時に、骨格標本の作製も行いました。
まず、オタマジャクシとカエルの表皮と内臓を取り除き、
いろいろな薬品で処理をして、筋肉を溶かしていきます。
最終的には骨だけの美しい標本になる予定なのですが
まだまだ完成までには時間がかかりそうです。
完成したら報告しますね。
さて、これから実験のレポートを書かなくちゃ!