実験を担当している先生が
ペットショップにヒブナを50匹買いに行ったときのことです。
ヒブナをたくさん購入する人は珍しいのか、店員さんがニコニコしながら
「一体、こんなにたくさんのヒブナを何に使うんですか?」
と笑顔で話しかけてきました。
そこで先生は一言。
先生「脳を出すんです」
店員「……。」
と、こんな話から生物学実験IIの2つめの実験が始まりました。
今回は脳と神経に関わる実験で、いろいろな生物の脳出しを行い、
その違いを観察していくというものです。
最初に脳出しを行ったのが「ヒブナ」でした。
ピンセットを使って脳出しをするのですが、
そんなに手先が器用でないので、脳をつぶしてしまいそうで怖い…。
脳出しを行った後は
背側、腹側から見た図と側面から見た脳の様子をスケッチし、
さらにメスで脳の切片を作成して、その様子も記入します。
ヒブナは喉に咽頭歯という歯のようなものを持っており、
これで硬い貝殻なども食べることができます。
そのため、脳を出して観察すると迷走葉(延髄の一部)
という部分がよく発達していることがわかります。
ちなみに、ヒブナの次は「アカハライモリ」を解剖し
両生類の脳と魚類の脳を比較しました。
みんな、貴重な命をありがとう。。。
*最近、なぜかブログのコメントに返信できなくなってしまいました…。
この場でお返事致します。。
恵藤憲二朗さん>
はじめまして。コメントありがとうございます。
最近大学のレポートに追われ、なかなか更新ができませんが
できるだけいろいろな事を伝えられるように頑張りますので
よろしくお願いします!