Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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お花見とピーターラビット展

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週末はお天気が微妙だったので、桜もまだまだ先かなと思っていましたが、見事に八分咲き。

綺麗ですね〜!

 

少し前に知り合いの方から「120周年記念のピーターラビット展」が開催されますよ〜と聞いていたのですが、たぶん行けないだろうなーと思っていました。

 

しかし、半年ぶりに友人からお誘いがあり、折角なので予約して行ってきました!

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とはいえ、実はピーターラビットは「お父さんがパイになって食べられた」くらいのことしか知らない、完全なにわかファン。

 

母が昔ウエッジウッドのお皿持ってたな〜くらいの気持ちで、予習もすることなく、会場に突入しました。


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会場は限られたスポットだけ写真撮影が可能になっています。

 

ビアトリクス・ポターの生い立ちから、ウサギのスケッチ、そして出版までの流れ、収録されなかったイラストを含めての本丸ごと一冊の原画公開があり、知らない人でも楽しめるようになっていました。


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↑心が汚れているので、お母さんが息子を「悪い子ねっ」と締め上げている様子に見えてしまいました…

 

個人的には、初めから作家としてバリバリ活動というイメージがありましたが、そうではなく、26歳からキノコの研究に没頭されていたという事にも驚きました。31歳で学術論文も提出しています。(提出したが、学問の世界では女性が認められないことに失望)

 

その後、自ら手がけたピーターラビットの本の出版をどこの出版社からも拒否されたため、35歳で自費出版するという熱意にもびっくりです。

 

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最初は絵本を自費出版するというエネルギーも凄いですし、絵本のみならず自らピーターラビットのぬいぐるみを作って特許を取ったり、ボードゲームを考えたり、本当に活動的な女性だったんだなと思いました。

 

ビアトリクスポターは、グッズなども全て細かくチェックしていたそうで、ディズニーからの制作依頼も断ったそうです。そこまでの拘りを知ると、ピーターラビットの実写映画は、ご本人が生きていたらどう思うんだろう…、と少し思いました。


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お昼ご飯はセタビカフェでキッシュランチをいただき、近くでさくらもちアイスも食べ、完全に春休み気分です。

 

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友人とも久々にいろいろな話が出来て息抜きできました。

 

公園にはたくさんのファミリーが訪れていましたが、公園が広大なので狭い感じはなく、ゆったりと桜を楽しめました。

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美術館のある公園が広大で、端から端まで歩いたので、1日のトータル歩数が凄いことになりました。

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3ヶ月間、ほとんど家に引き篭もっていたので筋肉も落ちており、すっかりヘロヘロです。。。

 

そうそう、グッズは買わないって決めていたのですが、すっかりファンになってしまい…


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本は増やすまい、と思っていたのに図録を買ってしまいました。

 

安くないので図録を買う時にはじっくり考えますが、今回のは装丁も含めて、絵本まるごと一冊入っていますし、買ってよかったと思いました。

 

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↑ツルツルではなく、布っぽい質感。

実際の絵本より大きいサイズで「ピーターラビットのおはなし」が収録されています。印刷の色も絵本とは少し違って原画寄りになっていました。

 

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あまり内容を載せるのは良くないのですが、左が図録に収録されているイラスト、右が販売されている絵本のイラストです。細かい絵具の色むらなどは図録のほうがよくわかります。

 

図録、これからじっくり読み直そうと思います。

 

ピーターラビット展は6月まで開催しているので、お近くの方はぜひ行ってみてくださいね。