AMI国際モンテッソーリ0-3アシスタントコース受講も順調に進んでいます。
「モンテッソーリ教育を学んでいる」というと、英才教育をしているとか、教育熱心な親だと誤解されることが多いので言いにくいのですが、子どもの自律(自立)を促し科学的にこどもを観察して学ぶ。というアカデミックな視点が私の好奇心を刺激し、自分の子育てを切り離して、ただ純粋に自分が学びたいと思ってはじめました。
もともと大学で学芸員と教員資格のコースもとっていたので、大学の講義のようなコアな教育学・医学・生物学の話がとても懐かしく、勉強が楽しい、でも辛い!となっております。
ただ、今回のコースを受けることで、国際資格は「子育て」という枠組みではなく、当たり前ですが園や子どもの家で働く「教員」を育てるための内容が中心だというのを強く実感しています。
モンテッソーリに関する本はいろいろ出ていますが、やはり内容が難解でも原書に戻って勉強するのが一番でした。
内容は難解で解釈はいろいろできるので、これをやればモンテッソーリ教育になる!という明確な方法はなく、進化する脳科学などの情報と照らし合わせながら自分のものとして取り込んでいくものだと思います。
今回の講義の詳しい内容は話せませんが、教育方法以外にも内容は心理学や神経精神医学まで多岐に渡るため、深く学んでいくと複雑すぎて他人には気軽に話せない…と本当に思います。
モンテッソーリ教育は教具を使うイメージが先行しがちですが、子どもについて深く学んだ人が、1人1人を観察して''さりげなく''使い方を教え、こどもが押し付けられることなく自分の好きな活動を自由にできて初めて「モンテッソーリ教育」といえるんだなと感じました。
綺麗に棚に教具を並べてそれっぽく見せているなんちゃってモンテッソーリ園も多いそうです…。
ちなみに、これは発達のタイムライン( 赤ちゃんの心理と成長発展記録したチャート)と呼ばれるもので、発達の段階にあわせて、子どもができることや教具について簡単に示したものです。
以前これを保育園で見かけ、赤ちゃんの月齢ごとの発達過程がわかるので欲しいなと思ったのですが、国際免許を取る方はこれを全て自作していると聞きました。(とても大変らしい)
モンテッ子は優秀⁈ | バイリンガルモンテッソーリ園|カーサ・デ・バンビーニ
⬆︎発達のタイムラインについてわかりやすく解説してくださっています
今回は国際モンテッソーリ協会の運営するショップで見かけて購入しました。
子どもの発達には個人差があるのでこの通りにであることが正しいわけではありませんが、こんな活動ができるという基準になるので便利です。出産祝いによさそう!
ちなみに、モンテッソーリ教育は日本では6歳までの導入がほとんどですが、実は発達の段階に合わせて6年ごとの区切りで0-24歳まで続いています。
ちなみに、今回は9時間の観察レポートを書いて提出するという課題がありました。40枚近い手書きのレポートをpdfにして提出することになり、プリンターのスキャナだと時間がかかるし…と思って、10年ぶりにscan snap を出してみました。
何度捨てようと思ったことか…。
恐る恐る電源をいれ、ドライバーをインストールすると…起動しました…!
あっという間に全部スキャンできて、もう感激でした。
今はもう廃盤になってしまったモデルですが、複合機が家にあっても、これはこれで活躍することがあるんですね。
物は大事にするもんですねぇ。
引き続き、受講頑張ります!