クレヨンハウスが吉祥寺に新しく移転オープンしたので、遊びに行ってきました!
今まで地下にあった食品関係が一階になっており、開店すぐからブッフェランチのお客さんで混雑しておりました。
二階が絵本とおもちゃなのですが、おもちゃと絵本を同時に探せるようになったので、見ていて新しい視点で楽しめます♪
少し遠くなってしまったのは残念ですが、チビ太とたくさん遊びに来たいです。
そういえば、少し前にクレヨンハウス主催の五味太郎さんのトークショー「めをさませ」に参加してきました!
「きんぎょがにげた」と「きいろいのはちょうちょ」 の合わせて2冊を2歳の頃からボロボロになるまで読んだので親しみがあったのですがそのほかは知らず…
でも、チビ太に「ひよこはにげます」 をプレゼントしてもらってから、改めて不思議な絵の世界の魅力に取り憑かれ。片っ端から読むようになりました。
今回のタイトルである「 めをさませ!!」も鳥(梟)の本で、発売を知り非常に興奮!
でも、絵本を買ってからはじめて中を読んで、「なんじゃこりゃ…???」となり、かなり衝撃を受けました笑
そんなわけで、講演会で制作秘話など聞けるのかな?と思っていましたが、「何話すか全然考えてないや〜」とのことで、いきなり半導体の話から始まり、宗教の話や教育論など多岐に渡り、16:00から18:00まで大いに盛り上がりました。
堅苦しい雰囲気はなく、本当にフランクな方で話もあっちにいったりこっちにいったりで、アットホームで楽しい座談会。
大人と子どもについての教育学っぽいお話など、非常に興味深かったです。
例えば、親は子どもが問題を起こさないように必死で躾をして育てるのに、ある時から「親の言いなりにならず自主性を持て」と言われてしまう社会…
学校に行くことが当たり前、将来のために今を我慢して頑張っているこどもたちの話…
固定観念に縛られた疑問ばかりの社会の中で、「意味がわかるってそんな大事なことなんだろうか?絵があれば誰にでも伝わるし、子どもが読めるものを描きたい」と思って先生は絵本作家になられたそうです。
最近は知育本などが増えているけれど、絵本を読むことで知識が身につくとか、そういったことを考えて絵本を作るのではなく、意味がわかる人にわかれば良い!とおっしゃっていました。
たしかに、大人の面白いと子どもの面白いもまた、違いますよね。
また、「子どもは何もわかっていない」「大人が子どもを指導しなければいけない」と思いがちだけど、親は子どもがのびのび育つ「環境」を整え、成長を手伝ってあげるのが親の役目だと植物を例にしておっしゃっており、モンテッソーリ教育 的な考え方だな〜とふと思いました。
さらに、子供はわかってない人と考えるから、大人はわかっているフリをしなければならない。「わからない」とと言える大人なろうというのも、納得でした!私も素直な大人になりたいです!
話があちこち行ったり来たりで、これ講演会なの…?というくらい驚きの連続でしたが、五味先生のことがよくわかるイベントでした。
作家を知ると絵本の見方もまた変わりますね。
最後に、「めをさませ」のサイン本とカードをいただきました。家宝にします〜
追伸✴︎
クレヨンハウスの近くに「すごろくや」というボードゲーム店ができており、子ども向けのボードゲームもたくさんありました!
スタッフの方が丁寧に案内してくださるので、初めての方も入りやすい雰囲気です。ぜひ行って見てください♪