Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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The Montessori Toddle /The Montessori Baby /おうちモンテッソーリはじめます レビュー

子育ては思い通りにはいかない…ということは分かっているのですが、一生に一回かもしれない貴重な時間になるので、ある程度は家庭で教育方針を決めていたらいいなと思い、あれこれと調べているときに出会ったのが

 

モンテッソーリ教育

 

名前だけだと英才教育と間違われそうなイメージなのですが、七田式やくもん式などの知育ではなく、子供たちが自主的に成長できる環境を整えてあげるという教育をするという考え方で、我が家にはぴったりきました。

 

子供の目線で使える「子供サイズ」の家具や道具を用意してあげたり、子供を「観察」することを大事にする部分、ネイチャーゲームなど自然をしっかり取り入れたりするところも魅力的です。

 

マリア・モンテッソーリという医学博士が考えた教育なので、生物学的な方向から子育てを考える方針で、子供としっかり向き合い、発達の手助けをするような子育てがなんとも良い。

 

 

(一例)
・赤ちゃんの頃から発達に応じた教具(玩具)を与える
・プラスチックではなく、木製やガラスなど本物を使う
・子供の目線で使える「子供サイズ」の家具や道具を用意する
・年齢に応じて「数」や「ことば」の敏感期があるため、それを逃がさないようにする

 

こうして、あれこれ調べるうちに、もっと本格的に知りたい!と思うようになりました。

 

ただ、日本で発行されているモンテッソーリ教育の本は、こうすればいい!ああすればいい!というノウハウはあるのですが、私はもっと子供の発達の段階や行動原理を大学のテキストみたいなレベルで知りたいと思ったのです。

 

そんなときに見つけたのが、こちらの本でした。

・The Montessori Toddler:A Parent's Guide to Raising a Curious and Responsible Human Being 

 

・The Montessori Baby: A Parent's Guide to Nurturing Your Baby with Love, Respect, and Understanding

 

英語でのレビューはとても良く、バイブル的存在と書かれていましたが日本人のレビューがなかったので、一体どんな本なのか気になる存在に。

 

安くない価格だし、全部英語なので読めるか不安で、とりあえずThe Montessori Toddlerのほうを購入。

 

 

思っていたより大きく(A4サイズ)、分厚い本だったので驚きました。内容が濃くて、まさにテキスト(バイブル)的な感じです。買って良かった!と感じました。

 

英語も難しくなく、カラーなのでスラスラと読むことができたのですが、読んだことあるかも?と思って家の本棚を探すと、なんと翻訳版が既に出ており、持っていました(笑)

 

○おうちモンテッソーリはじめます!

おうちモンテッソーリはじめます

表紙のイメージも違うし、タイトルも違うので全然違う本だと確認もせずに買ってしまったのでした…。こちらはやや小さめサイズで持ち歩くのにぴったりのサイズです。

 

ダブって2冊も買ってしまったわけですが、自分の英語の解釈があってるのかな?と確認したり、ここは日本語版にはないな、と思う部分もわかったので、英語版を手元に置いておく価値があります。(カラーですし、表などは英語版のほうが見やすいです)

 

また、モンテッソーリを扱っている本で、よかったなと思ったのが以下の2冊。かなり前の本ですが、バイブルになりそうです。


○クーヨン別冊 モンテッソーリ
○プレジデント別冊 藤井聡太特集



ちなみに、芸術系でドイツ発祥の「シュタイナー教育」も魅力的ではあったのですが、モンテッソーリとは視点が全然違うのでビックリしました。(ちょっと哲学系なのかな?)
特に、クーヨン別冊の「シュタイナー教育特集」を読んでみると、モンテッソーリ教育と全然違っていて驚きます。

 

私にはあわないだけで、シュタイナー教育にも色彩を取り入れた教具など魅力はたくさんあるので、両方のいいところどりをするのが良さそう!


私は教員免許の養成課程を大学時代に受講しており、自然観察指導員など子供たちと関わることも多かったので、モンテッソーリ教育を学ぶのがとても楽しく感じます。

 

特に、おもちゃ(教具といいます)を自分で作る作業が多く、何かをつくるのが大好きな我々には、大人のほうが楽しんでしまうほど。

ただ、自分の子供に合っているかどうかはわからないので、様子をみながら少しずつ取り入れるくらいの気持ちで、ゆる~く子育てに取り入れてみようと思います。