野外実習最終日は朝から大雨。
朝から御幸寺山で毎木調査をする予定でしたが、
午後からは雨が上がる予報となっていたので
予定を変更して13:00から調査を行いました。
実習班は全部で6班あるのですが、
それぞれが調査できそうな場所を選んで
5m×5mの方形にロープを貼ります。
私たちが選んだ場所は傾斜40度に加え、
雨で地面がぬかるんでいて足下を取られてしまい、
ロープを張るのにも一苦労。
それでも皆で協力して無事に貼ることができました。
5m×5m以内にある樹木の位置を座標で記録し、
その樹木の1つ1つについて種類、胸高直径、樹高、葉張りを
調べて行きます。
樹高は、誰か木の横に立ってもらって
その何倍くらいになるかで測定。
御幸寺山に向かう時から大森先生が双眼鏡を下げていたので、
何に使うのだろう…とずっと思っていたのですが、
高い所にあって見えにくい樹木の葉を観察するために
持ち歩いていたようで、納得!
ちなみに、昨日同定したにもかかわらず樹木の種類が判らず、
先生に教えていただいたのですが、その時に
「それは昨日同定したじゃん。一般的な樹木だよ(笑)!」と言われてしまいました。
まだまだ修行が足りないようです。
植物、難しいー。
大量の蚊と戦いながら、1時間半くらいで作業終了!
実験室に帰ってから、樹冠投影図を作成しました。
5日間の実習はとても長く、毎日川や山に行ってへとへとになるまで
動き回りましたが、こうしてみるとあっという間だったなーと思います。
植物に関してはまだまだ種類を覚えられず、個人的な課題ができた気がするので
今後も特にしっかり勉強していきたいです!
実習期間中お世話になった先輩方、先生方ありがとうございました。
実習生のみんな、お疲れさまです!