西条自然学校第89回は「古文書の中の動物達」のお話。
今回はスタッフの石川さんが初講師として前半のお話をして下さいました。
江戸時代に作成された「西条誌」をベースに
昔の地形と今の地形の変化を地図で確認しながら
その中に出てくる動物達を次々と紹介。
どちらかといえば、海辺の動物が中心のお話でした。
後半は山本さんによる山の動物のお話で、
1752年の「寺川郷談」、1842年の「西条誌」の文献をもとに
その増減や狩猟、利用状況について解説して下さいました。
昔の人は大雪を利用して動物を狩っていたんですね…。
このような文献を調べると、どの時期にどの動物が増えていたのかや
その文化的背景も読み取ることができて面白いです。
最後には「犬人三神」の伝説についても触れられました。
今回は初の二部構成でしたが、海辺と山辺の2つの視点から
古文書に出てくる動物たちを知る事ができ、非常に充実した1時間でした。
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次回 西条自然学校★夜の学校★その90
「西条のアマモ・ノリ」のお話
日時:平成24年3月28日(水)19:00~20:00
*3月は文化会館の都合により第四週目に行います。
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
*参加費 一人100円 (施設使用料)
*申し込み不要
*お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
*問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)
*西条自然学校HP→コチラ
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