Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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関東鳥見旅行 2日目

2日目はいよいよ念願の薮内正幸美術館へ。

せっかくなので

途中で川俣川渓谷に寄って行く事になりました。

(いい時期にいくとたくさん鳥が見られるらしい)

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クマに注意!

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四国では見慣れない看板なので、

これを見るだけで関東に来たという感じがします(笑)

そしてこちらが川俣川渓谷の中でも

最も美しいといわれる吐竜の滝です。

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岩間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから

「吐竜(どりゅう)の滝」と名づけられたそうです。

遊歩道もとても歩きやすく、気温もちょうど良くて癒されました〜。

新緑や紅葉の季節はたくさん人が来そうな場所ですが、

また行きたいなと思います。

あっという間にお昼になったので、

近くでお昼ご飯を食べてから行くことになり、

八ヶ岳の「自然屋」というお店に行きました。

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採れたての新鮮なきのこをふんだんにつかった料理で、

天ぷらもお刺身もきのこ!!

とってもおいしくて、いつかまた来たいなと思いました。

そして、ついに13時頃に「薮内正幸美術館」に到着。

薮内正幸さんは、サントリー愛鳥週間の挿絵や

「どうぶつのおやこ」「くちばし」などの絵本の挿絵を

手がけた野生動物画家です。

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私は小学校2年生のときに、薮内さんの「野鳥の図鑑」に出会って

鳥の世界に入っていきました。

残念ながら薮内さんは2000年に死去されましたが、

2004年に山梨県北杜市に美術館ができたのです。

常設展示はなく、定期的に展示作品を総入れ替えしており、

今回の展示は「薮内正幸の足跡II」でした。

学生時代の貴重な作品の展示や、

薮内正幸さんの書斎まで再現されており、

1点1点、時間をかけて穴があくほどじっくり拝見しました。

原画を見ることで、今まで知らなかった部分がよくわかり、

(絶対に印刷物を見ただけではわからない!というような

工夫がたくさん施されていました。)

原画を見ることの大切さや、原画の重要性を実感しました。

個人的には、学生時代に薮内さんが描かれていた絵が印象的で、

幼いころからずっと鳥や動物の絵を描かれており、

対象生物を本当にしっかりと観察されていたのだなと感じました。

今にも動き出しそうな絵は、多くの努力と観察によって生み出され、

ずっと動物画を追求されていたんですね。

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(写真がなくて無理矢理↑吐竜の滝付近で撮影。)

逆に今はネットで検索すれば写真も動画もたくさん出てくるので、

自分はそういったものに頼りすぎてる部分があったな…と

ちょっと反省です。

さらに、鳥以外にも洞窟のイラストや

化粧品とのタイアップなど、今まで知らなかった

薮内さんの作品の違った一面を見ることができたような気がします。

一通り作品をじっくり見た後は、

館長さんに美術館ができるまでの出来事や、

展示についてなどのお話をじっくりお聞きし、

5時間くらい滞在してしまいました。

帰りに談合坂でツバメのねぐら入りを見る予定でしたが、

ちょっと時間が遅すぎたのか、出会えませんでした〜(残念)

夜は15期部長さんと合流し、みんなで近況報告会をしました。