新toriたま日記

出版社勤務後、愛媛で絵を描きながらヨウムと田舎スローライフ満喫中。自然系デザイナー。ブログと本家は2004年~継続中☆所属:日本野鳥の会愛媛/日本ワイルドライフアート協会/森からつづく道/ 本家はToriToriワールド(http://toritoriworld.tobiiro.jp/)

巣立ちます

 

結婚式も無事に終わり、ついに27年間過ごした愛媛を離れる日が来ました。

 

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5歳で鳥を追いかけ始め、9歳で日本野鳥の会に入り、大学では第一志望に行けなかったけれど、周りの人のおかげで無人島で鳥の研究ができ…地方出版社勤務で仕事に揉まれ、激務でボロボロになりつつも3年前に故郷に戻りました。

 

ずっとここで働いて、子育てをして、自然に囲まれたこの田舎で何一つ不自由のないゆったりとした日々を過ごす。もしくは、バリキャリ街道まっしぐらでshinoさんとずっと一緒に暮らす…私の人生はそんな感じになるんだろうなと思っていました。

 

 でも、今の仕事に就いてすぐに不思議なご縁に恵まれ、あっという間に東京に行くことに。適齢期ではありますが、あまりのスピードに家族も私自身も未だに信じられない感じです。

 

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自分の人生も大事だけれど、折角手に入れた今の仕事を辞めることや、親の傍から遠く離れなくてなはならないこと、いろんな現実が押し寄せてきて、ずいぶん悩みました。

 

わずかな望みと抵抗として願書を出した東京への出向を真剣に検討してくださった皆様には本当に感謝しています。

 

出向がダメだと分かったとき、本当に故郷との繋がりが何一つなくなってしまうような気がして、本当にここから出ていくんだなと覚悟を決めなくてはなりませんでした。

 

それと同時に、自然関係でも広報関係でもないけれど、今の仕事が結構好きだったんだなということにも気が付きました。

 

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 たった3年しかいなかったのに退職の時にはたくさんの方から別れを惜しんでいただき、野鳥の会の方や大学関係のみなさんからも結婚を祝福していただき、これまで本当にいい人たちに恵まれていたんだなということを実感しました。

 

東京に行く!というと羨ましがられることが多いのですが、私はここでずっとずっと働きたかったし、やりたいこともたくさんあったので、本当に仕事も故郷も離れがたいです。

 

 結婚より、仕事を選ぶ人生もあったかもしれない。でも、人生の決断を迫られたとき、私はパートナーと一緒に新しい自分の人生にも挑戦してみたいと直感的に思いました。

 

折角東京行きのチケットをいただけたのだから、絶対に住む予定のなかった大都会で、もっと広い世界を見て、いろんな人と出会い、自分の視野を広げて、そしていつかまた故郷に帰った時に、この経験を何かしらの方法で活かしたいと思いました。

 

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 東京に行って、しばらくのんびり過ごすのも良かったのですが、休みなく働こうと思ったのも、自由が利くうちにまずは都会の生活に慣れたいから。田舎者の就活は非常に難航しましたが、最終的にはいいご縁に恵まれ、好きな分野の仕事に就くことができました。

 

結婚してからもギリギリまで仕事で、しばらく自宅にいるので、家族も娘が就職で東京に行くようなそんな不思議な気分だそうです。

 

ただ、結婚式も引っ越しも転職も全て同時並行でバタバタの半年間で、家族でゆっくり過ごす時間も持てないまま旅立つことになってしまって、ちょっと親不孝な娘です。でも、たぶん寂しさを紛らわすためには、これくらいハードスケジュールなほうが丁度いいのかもしれませんね

 

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 Shinoさんとは小さい頃から一緒に鳥見に行ったり、怪しい理系な暮らしをしたり(サザエの解剖したり、冷凍庫に鳥入れたり、ウシの頭骨持って帰ったり…)、17年間のたくさんの思い出がこのブログに詰まっています。

 

私がこうして自由奔放に生活してくることができたのも、全てshinoさんのおかげです。これからお互い別々の生活になり、田舎と都会という全く違った暮らしを綴ることとなりますが、その違いも楽しみながらまたご覧いただけたらと思います。

 

 愛媛の皆様、いろいろとありがとうございました。関東の皆様、これからよろしくお願いいたします!

 

まずはコロナで東京が混乱している中、無事に東京まで行けるかが問題です。。

 

 そして、これからもさらにパワーアップしたtoritoriワールドをよろしくお願いいたします。

 

                                  2020.3.31 Nao

 

 

 

おまけ

 

お別れの時に私の代わりにとプレゼントしたピーターラビット君。shinoさんの連れて帰り方が雑すぎて、ボロボロ出てた涙もひっこみ大爆笑でした。離れていてもLINEで繋がるいい時代です。

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