Tori Tama Diary ||: (toriたま日記・toritoriワールド 2004~)

モンテッソーリ教育&自然と北欧・EU玩具好きの暮らし。ブログは今年で18年目★旧toritoriワールド

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かがくのとものもと

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知り合いの方から「かがくのとものもと」という、50周年記念本があるよ〜と教えていただき、早速入手しました。

 

かがくのともは福音館が毎月発行している子供向けの科学絵本です。1969年4月から発行されており、自然科学や動物、化学、実験などさまざまなジャンルのものがあり、対象を深く見つめ、考えたくなる、子どもが自ら科学したくなる絵本に仕上がっているので見ていてワクワクします。

 

そんなかがくのともの50周年を記念して作られたのが、「かがくのとものもと」というわけです。

 

子供と見る本というよりは、過去のかがくのともを少しずつ紹介する美術的なコレクションのような内容で、ファンや大人向けになっていますが、カラフルで見ていて飽きません。

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個人的には第二章の「折込みの言葉」を集めたページが良く、有名な作家の先生方の科学絵本に対するコメントが面白く、安野光雅さんや五味太郎さんの言葉の選び方やセンスが光っていました。

 

第三章では、一冊のかがくのともができるまでの工程が紹介されており、企画から出版までのプロセス、そしてラフがどのように変化していくかまで細かく掲載されています。

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参考ページでは1990年に企画された案が本になるのは1994年!!さらに第一ラフが2015年7月にできて、最終ラフの第11ラフが完成したのは2018年4月と知って驚きました。

 

一年くらいで発行までいくのかな?と思っていたので、一冊の絵本が出るまでにそんなにも検討を重ねているなんて…とビックリでした。だから質の良い絵本が出来上がるんですね。

 

巻末には50年間に発行された601作品がまとめられているので、これ読みたい!という参考になるのも良いです。

 

私は読んだことない作品ばかりなので、表紙を眺めているだけでも楽しめました。対象年齢は4歳からなので、一緒に読むのはもう少し先になりそうです。

 

まだ絵本は早いかな?と思いましたが、あれこれ借りるとニコニコしながら聞いてくれるので、反応を見るのも楽しみのひとつ。

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最近は子供用の絵本を借りに行って、私も自分用の絵本を数冊借りて帰るのですが…

 

今日は暑いせいか、表紙に釣られて明らかに、怖い絵本を借りてしまいました。

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まだ意味のわからない年齢のチビの横で声を出して読みながら、私が怖い…

暑い夜にはピッタリの絵本でした笑

 

意味がわかる年齢なら絶対トラウマになりそうな絵本です。こういう絵本は今のうちに…。

 

我が家では、本を好きになってほしいという軽ーい気持ち(+私が読みたい)でいろいろ与えているのですが、友人が面白い記事を教えてくれました。

 

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コエモという読み聞かせAIスピーカーが九月に発売されるそうなのですが、親がスマートフォンで声を登録するとプロのナレーターの抑揚や感情表現を加え、BGMなどを追加して読み聞かせを行う機器なんだそうです。

 

読み聞かせ一万冊達成という目標には貢献するかもしれませんが、絵本は子供と一緒に読むその空間や雰囲気が大事なんじゃないかなーと思うので、子供にとって良いのか?悪いのか…?果たしてどんな感じなのかやや気になります。

 

そんなことを考えながら、今日は治一郎のバームクーヘンをいただきました。
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しっかり食べて夏バテ防止ですー!