先日、お店の前まで行って売り切れていた「空也もなか」。
しかし、ある方から一箱プレゼントをしていただきまして…!ついに、死ぬまでに食べたい空也もなかを食べることができました。
ちなみに空也もなかとは…
銀座の和菓子店の空也で明治時代から作られている小豆餡の最中で、入手困難な「幻の最中」と言われています。
夏目漱石やど明治から昭和にかけての文豪たちに親しまれ、『吾輩は猫である』の中でも登場する最中なんです!
一日に約8000個が作られるそうですが、予約なしで買うことはほぼ不可能で、宅配などはせず店頭での現金販売しかしていないとのことで、わざわざ電話して銀座まで取りに行くのも敷居が高く、いつか食べることができたら…と思っていただけに、嬉しすぎて小躍りしてしまいました。
10個入りの一箱をいただき、仕事が終わるまで1日待ちきれませんでした。
箱を開けると、「焦がし種」と呼ばれる香ばしい皮が顔を出します。香りが良いです…!
2、3口で食べられる小ぶりの瓢箪型がなんとも可愛らしい。
中心には「空也」と書かれています。
横から見ると、ふんわりと包まれた小豆餡が見えます。
丁寧に作られているのが手に取るようにわかり、ずっと眺めていたい。
食べるのが勿体無いです…!
常温で1週間ほど日持ちするのですが、餡が乾燥しないようにラップなどで箱ごとぐるぐる巻きにして保存しておくと味が長持ちするそうです。
そしてお味のほうは…
添加物や保存料は一切使っていない上にシンプルに小豆と砂糖だけで作られており、すっかりとした甘さで美味しいです。
美味しいのですぐに食べてしまいます。
わたし1人の力ではこの先も手に入れることは困難かもしれないので、賞味期限を確認し、急いでShinoさんにも数個お分けしました。
向こうでも、「これが噂の!!」とかなり盛り上がったようです。
貴重な空也もなか、ご馳走様でした♪