「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』
これは、伊勢物語 第9段 東下り に出てくる和歌の一つです。
現在、古典の授業で3日間かけてやった話なのですが、
その中で、先生と「都鳥」について話しました。
和歌の前には解説があって
「さるをりしも、白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。」
という話がありました。
そこで、こんな話になりました。
先生:「都鳥は、教科書に載っているように、このカモメのことだが、
この辺りでは見たことがないな?。よね?」
nao:「いや・・・あそこの港で(学校から7kmのところ)見られますよ。(*1)」
先生:「そうなん!?じゃあ、嘴と脚が赤いって本当なん?」
nao:「そうです。真夏には頭が真っ黒になるんですよ」
先生:「へぇ?!!、なんか勉強になったなぁ」
国語の授業なのに、鳥について語れて楽しかったです☆
*1、その港には、たくさんのユリカモメがいて、
近くの小学校の生徒が、給食のパンをあげているので、
たいへん人懐こいカモメになっています。
でも、たくさんのカモメがいるところでも、あまり興味のない人は気にしてないんですね・・。